小さなお子さんがいらっしゃるママやパパは
どうやったら絵本が好きになるのかなぁ?
と思ったことがあるのではないでしょうか。
絵本を好きになってもらおうと、我が家も気が向いたときに家にある絵本を読んでみたりしていましたが、なかなか自ら進んで読んではくれませんでした。
しかし、1才9ヶ月になった現在、寝る前に「絵本を読んで!」とおねだりするように!
(実際は「ご!(ごほん)」と伝えてくる)
子供みずから絵本を読みたいと思うようになったうちの方法をご紹介したいと思います!
子どもが絵本を好きになる簡単な方法
まずは本を10冊、図書館で借りる
絵本って意外と高いですよね。
「絵本ならどんどん買ってあげる!」という方もいるかもしれませんが、絵本が増えればそれだけスペースも取る。
そんなときに使えるのが図書館です!
(こんな大々的にいうことじゃない)
わたしはこれまでほとんど行ったことのなかった図書館に、子供が生まれてから行くようになり、ようやく図書館の良さに気付きました。
図書館すごい…!無料の本屋だぁ!
そんな図書館で、まずは絵本を10冊ほど借りてくることがスタートです!
重いけど頑張って持ち帰ってくださいね!
選ぶ絵本はどんなものがいい?
どんな絵本を借りたらいいんだろう?
無数にある絵本の中からどれを選んだらいいかわからなくなるかもしれません。
選ぶポイントは文字が少なくどんどんページがめくれるもの。
文字が多いと1ページの時間が長くなり子供が飽きてしまいます。
ポイントを踏まえれば、
・有名な絵本
・お子さんの興味がありそうなもの
・表紙の絵が気に入ったもの
なんなら片っ端から借りてもOKです!
その中に「ねんね」をテーマにした絵本も1、2冊混ぜてみてくださいね。
借りた絵本は寝室の枕元に!
図書館に行くようになった最初の頃は、借りてきた絵本をリビングに置いて自由に読めるようにしていました。
しかし、リビングにはブロックやぬいぐるみなど他のおもちゃも置いてあるので、読み始めても気が散ってしまうことがしばしば。
寝る前に読み聞かせようと「ねんね」の絵本も借りていたので、何気なくすべての絵本を寝室の枕元に置いてみたら、これが正解!
はじめはねんねの絵本だけを読んでいましたが、流れでほかの本も読むうちにいろいろな本に興味をしめすようになりました。
ほかのおもちゃがない寝室なので自然と絵本に集中できたことがよかったと思います。
お子さんが絵本に興味を持たないと思ってるママやパパは、まずは寝る前の読み聞かせからはじめてみましょう!
何度も同じ絵本を読み聞かせる
だいたい図書館で借りる本は2週間くらいが貸出期限だと思いますが、
一度借りた絵本は期限いっぱいまで借りましょう!
絵本の場合、読んだら次ではなく何度も何度も同じ絵本を読んであげることがいいと感じています。
NHKの「すくすく子育て」内でも
「絵本の読み聞かせは同じ本を繰り返すより、いろんな本を読み聞かせる方がいい?」という質問に、専門家の方がこう回答されています。
子どもが気に入る絵本というのは、自分のレベルに合っていて、繰り返しがあって楽しい、次の展開が予測できるから安心して読めるものです。
読み聞かせのときは、子どもが興味のある絵本を読むのが鉄則です。興味のないものは子どもの学びに繋がりません。
でも、そうすると同じ絵本ばかりになってしまいますので、たまには「こんなのもあるけどどう?」と違う絵本をお子さんに提案してみてください。楽しそうに見せてあげると、興味を持ってくれるかもしれません。
うちの子供も同じ絵本を何度も読むうちに、好きなページがでてきたり、言葉をマネするようになりました。
ママやパパは少し大変ですが、枕元に置いた10冊の絵本をお子さんの好きなように気が済むまで読んであげてください。
最初は何気なく聞いていても、何度も読むうちに気に入った絵本がでてきたり、音をマネできる絵本が必ず出てきます。
寝る前に絵本を読むことが習慣になれば、おのずと昼間も絵本を読んでくれるようになりますよ!
返却時に新しい絵本を10冊借りてこよう!
図書館で借りてきた絵本を期限いっぱいまで楽しんだら、
返却時にまた新しい絵本を10冊借りてきましょう!
お気に入りの絵本は延長してもいいですね。
返却時にまた借りるサイクルができれば、いつも家にたくさんの絵本があり、お子さんにとって絵本が身近な存在になるので、絵本が大好きになるはずです!
おすすめの絵本はやっぱり『こぐまちゃん』シリーズ!
絵本をあまり知らない人でも、この絵は見たことがあるのではないでしょうか?
わかやまけんさん作の「しろくまちゃんのほっとけーき」です。
おそらくこの絵本がこぐまちゃんシリーズの中では一番有名かと思いますが、
ほかにも同じシリーズがたくさん出ていて、うちの子供もほぼ読んでいます!
わかりやすい絵・色は子どもの目を引くし、
ほどよい文章量で何度も読んであげられる!
あと、ほかの絵本も読むようになって気づいたんですが、
こぐまちゃんシリーズはことばのリズムがとっても心地よく、読みやすいんです。
「こぐまちゃんおはよう」の中の、この
たったか たったか たったかた
の部分がほんと好き…!
「こぐまちゃんおやすみ」の冒頭に、テレビをぱちんと消す部分があるんですが、
読んでいると、子どもも一緒に「ぱちん!」と言って手を叩いてくれます。
「こぐまちゃんありがとう」は、中にたくさん「ありがとう」が出てくるので、
うちの子は「あいあとー(ありがとう)」とマネして言うようになりました。
どれを見てもハズレなしのこぐまちゃんシリーズはやっぱりおすすめです!
おわりに 寝る前に一緒に絵本を楽しもう!
寝る前に絵本を読むようになって、以前と比べると格段に絵本を読む回数も時間も増えました。
夜だけでなく、お昼寝のときも「ごほん読もっか?」と聞くと、すんなり寝室に行ってくれるようになったのも寝室での読み聞かせのメリットかなと思います。
読み聞かせてるうちに眠そうにしだしたら、声のボリュームを落とし、すーっとフェードアウトしましょう。
ママやパパの声を聞きながら、お子さんはリラックスして眠りにつけますよ。
お子さんが「絵本っておもしろい!」と感じれば、いつからでも絵本を好きになってくれます。
ぜひ寝る前の読み聞かせからはじめてみてくださいね。
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